「トイレからポタポタと水漏れしている」
「トイレの水漏れの原因や対処法を場所別で知りたい」
家庭のトイレの水漏れに遭遇した方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
トイレの水漏れは、放置しておくと床などが水浸しになるだけでなく、水道料金の増幅にも繋がってしまうため、発見し次第すぐに対処することが重要です。
そこで今回は、家庭のトイレからポタポタと漏れている水について、具体的な原因や対処法をご紹介します!
本記事のポイント
・トイレでポタポタと漏れる水の原因と対処法がわかる
また、熊本水道サービスでは、家庭の水まわりのトラブルへの対応や水道工事を行っています。
トイレの水漏れにも対応しているので、お困りの際にはぜひお気軽にお問い合わせください!
ポタポタと水漏れが止まらない時は?
まずはじめに、トイレの水漏れに遭遇した際の行動手順についてご紹介します。
トイレからポタポタと水が漏れている場合は、深刻な事態ではない可能性が高い一方で、放置しておくと水漏れが悪化してしまう可能性があります。
そのためには、原因を特定して自身で対処する、あるいは必要に応じて水道業者に修理を依頼する必要があります。
水漏れの状況にも寄りますが、実際に原因を探るために部品や機器を触る場合には、止水栓を閉め、トイレへの水の供給を一度止めてから試みるようにしてください。
そして、水漏れが発生している場所にキッチンペーパーやタオルを当て、一時的な応急処置を行うと良いでしょう。
次の項目にて、トイレで発生する場所別の水漏れの原因についてご紹介します。
また、トイレの水漏れへの対処について、どうして良いか分からないという場合は、ぜひ熊本水道サービスへご連絡ください。
お困りの状況を教えていただければ、適切な対処の手順をお伝えすることができます。
場所別の水漏れの原因8選
本項目では、トイレでポタポタと漏れている水について、場所別の原因をご紹介します。
トイレの水漏れの原因
1, タンク内のポタポタ水漏れ
2, 便器内のチョロチョロ水漏れ
3, 給水管からのポタポタ水漏れ
4, 部品の接続部分からのポタポタ水漏れ
5, トイレタンクの外側へのポタポタ水漏れ
6, 便器の外側へのポタポタ水漏れ
7, ノズルからのポタポタ水漏れ
8, 寒暖差による結露
また、トイレの水漏れの原因については「【トイレの水漏れの原因6選】確認する方法や対処法も徹底解説!」でも解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
① タンク内のポタポタ水漏れ
1つ目のケースは「タンク内のポタポタ水漏れ」です。
トイレの上部に設置されているタンクの中からポタポタという音が聞こえる場合は、タンク内の部品に不具合が生じている可能性が高いと言えます。
以下は、トイレタンクの内部を可視化した画像です。
トイレタンクの中からポタポタという音が聞こえる場合は、ボールタップあるいはそれに紐づいている浮き玉が破損している可能性があります。
タンクの中で発生している水漏れを確認する際には、タンクの蓋を開け、中を見てみると良いでしょう。
ボールタップや浮き玉に不具合が生じている場合は、それぞれの部品を新しいものに交換する必要があります。
② 便器内のチョロチョロ水漏れ
2つ目は「便器内のチョロチョロ水漏れ」です。
トイレの便器内に水がチョロチョロと流れ続けている場合も、トイレタンク内の部品が原因である可能性が高いと言えます。
便器内に流れる水は、トイレタンク内に設置されているゴムフロートによって調節されています。
本来であれば、トイレの水を流す際にタンク側面に設置されているレバーが回され、それに応じてゴムフロートが開閉することで、便器内に水が流れる仕組みとなっています。
しかし、このゴムフロートが破損していると、水が徐々に漏れてしまい、結果として便器内にチョロチョロと水が流れてしまいます。
ゴムフロートが破損している場合も、すぐに新しい部品と交換する必要があるでしょう。
また、便器内の水漏れについては「【便器内の水漏れ】トイレの水漏れの原因や対処法を徹底解説!」にてより詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
③ 給水管からのポタポタ水漏れ
3つ目は「給水管からのポタポタ水漏れ」です。
給水管とは、トイレタンク内に水を供給するための配管です。
トイレの周囲に設置されている給水管自体から水がポタポタと漏れている場合は、管自体が壊れている、あるいはヒビが入っている可能性があります。
一時的な処置によって水漏れを防ぐことはできますが、破損が悪化する前に修理することをオススメします。
④ 部品の接続部分からのポタポタ水漏れ
4つ目は「部品の接続部分からのポタポタ水漏れ」です。
止水栓と給水管、給水管とトイレタンクには、それぞれ接続されている部分があります。
これらの部分には、通常パッキンやナットと呼ばれる部品が取り付けられており、接続部分からの水漏れを防止する役割を果たしています。
しかし、これらの部品が劣化している、あるいは破損している場合は、接続部分からポタポタと水が漏れてしまう可能性があります。
パッキンやナットが劣化している場合は、新しいものと交換する必要があるでしょう。
トイレのパッキンが原因で発生している水漏れについては「【パッキンが原因?】トイレの水漏れの対処法や交換手順をご紹介!」にてより詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
⑤ トイレタンクの外側へのポタポタ水漏れ
5つ目は「トイレタンクの外側へのポタポタ水漏れ」です。
トイレタンクから外側へポタポタと水が漏れている場合は、トイレタンク自体にヒビが入っている可能性が高いと言えます。
トイレタンクが破損している場合、ヒビ割れの悪化によってさらに水漏れが発生する可能性があるので、直ちに新しいものと交換する必要があります。
トイレタンクの交換は、素人が簡単にできるものではないので、水道業者に依頼する必要があるでしょう。
⑥ 便器の外側へのポタポタ水漏れ
6つ目は「便器の外側へのポタポタ水漏れ」です。
便器から外側へポタポタと水漏れが発生している場合は、便器自体が破損している、あるいは便器と床の間の接続部分に不具合が発生している可能性があります。
便器と床の間から水漏れが発生している場合は、接続部分の床フレンジと呼ばれる部品が劣化している、あるいはトイレの設置不良が原因です。
便器と床の間から発生している水漏れについては「【トイレの水漏れ】便器と床の間から水が漏れている際の原因と対処法!」にて詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
⑦ ノズルからのポタポタ水漏れ
7つ目は「ノズルからのポタポタ水漏れ」です。
トイレのノズルとは、水の噴射によってお尻を洗浄する機械のことを指し、トイレの中央部の便座の下部に設置されています。
ノズルから水漏れが発生している場合は、ノズル内の水の行き来をコントロールしている弁が故障しているか、水の放出を制御しているバルブユニットと呼ばれる部品が破損している可能性があります。
これらの故障は、個人で直すことは難しいため、水道業者に連絡して修理を依頼する必要があります。
⑧ 寒暖差による結露
8つ目は「寒暖差による結露」です。
寒暖差による結露については、水漏れではありません。
しかし、結露によって便器の外側に水滴が付いている場合は、水漏れが発生しているかのように見えてしまいます。
便器の外側に付着している水滴は、便器内の水の温度とトイレの室内の温度差によって発生するものなので、タオルなどで拭き取ることで対処することができます。
トイレの水漏れ修理にかかる費用について
最後に、トイレの水漏れ修理にかかる費用についてご紹介します。
トイレの水漏れ修理にかかる費用は、交換する部品や水道業者によって異なります。
接続部分に取り付けられているナットやパッキン、トイレタンク内のゴムフロートやボールタップなどの部品であれば、基本的には数百円〜数千円で購入することができます。
しかし、トイレの便器やタンクなどを丸ごと交換する場合は、数万円程度が相場であり、高いものだと十万円程度するものもあります。
より詳しい値段について知りたい場合は、水道業者に問い合わせ、修理する必要のある部分と交換にかかるおおよその費用を聞いてみると良いでしょう。
トイレのトラブルは熊本水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、トイレの水漏れに遭遇した方に向けて、想定される原因や対処法、交換にかかるおおよその費用についてご紹介しました。
冒頭でもご説明した通り、トイレの水漏れは放置しておくとさらなるトラブルを招く可能性があります。
トイレの水漏れに遭遇した際には、直ちに原因の特定を試み、必要に応じて水道業者に連絡する必要があるでしょう。
また、熊本水道サービスでも、トイレのトラブルや修理に対応しています。
お困りの際にはぜひお気軽にお問い合わせください!