
「水道メーターの交換ってお金がかかるの?」
「水道メーターが壊れてしまい、交換したい」
何かしらの理由で水道メーターを交換しなければならない方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、水道メーターの交換費用をはじめ、適切な交換時期や故障の原因についてもご紹介します。
本記事のポイント
・水道メーターを交換する際の費用が分かる
また、熊本水道サービスでは、水道メーターの交換やご相談をいつでも受け付けています。
その他あらゆる水まわりのトラブルに対応しているので、お困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。
水道メーターの交換については「【水道メーターの交換】具体的な手順や費用、交換時期について徹底解説!」にてより詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
水道メーターとは?
まずはじめに、水道メーターについて簡潔にご紹介します。
水道メーターは、家庭で使用する水道水の量を計測する機器であり、各家庭に取り付けられています。
各家庭の水道メーターは設置されている箇所が異なりますが、基本的には以下の2種類の水道メーターがあります。
水道メーターの種類
・直読式
・円読式
いずれの水道メーターであっても一定の期間で交換する必要があります。
水道メーターの交換費用
次に、水道メーターの交換費用についてご紹介します。
結論から述べると、水道メーターの交換には基本的にお金はかかりません。
多くの家庭では、公設の水道メーターが設置されており、管理から交換まで行政が行っているためです。
水道メーターを交換する際は、主に以下の2通りのシーンが想定されます。
水道メーターの交換が必要なシーン
・水道メーターが故障した時
・水道メーターの有効期限が迫っている時
これらのいずれのシーンでも、水道局が交換を行ってくれるため、基本的に利用者が費用を負担することはありません。
しかし、水道メーターが故障した際は、自身で水道局あるいは水道業者に連絡をとり、交換を依頼する必要があります。
また、水道メーターではなく、それに関連する部品や機器が破損した場合は、修理 / 新しいものに交換する際に費用を請求されることもあります。
水道メーターは、各家庭の水道料金を決めるためのものでもあるため、破損している場合は高額な請求に繋がってしまうケースもあります。
水道料金が不自然に上がっていると感じた場合は、一度水道メーターが正常に動いているかどうかを確認する必要があるでしょう。
水道メーターの交換時期
本項目では、水道メーターの交換時期についてご紹介します。
水道メーターは、計量法によって8年ごとに交換しなければなりません。
各家庭の水道メーターには、有効期限が設定されており、蓋や扉の裏に記載されています。
とは言え、水道メーターの管理や点検、交換は全て水道局が管理しているため、時期になったら水道局員が交換作業に来る仕組みになっています。
水道メーターが正常に作動しているか確認する方法
次に、水道メーターが正常に作動しているのかを確認する方法についてご紹介します。
水道メーターの動作を確認する際には、基本的にはパイロットと呼ばれる部分を確認します。
パイロットとは、水道メーターに取り付けられている円形の部分で、直読式の水道メーターであれば左下部分に設置されています。
これは、その時点で水が使用されているかを確認するもので、水が使用されている場合はパイロットが動きます。
そのため、家庭のどの水道でも水を使用していないのにも関わらず水道メーターのパイロットが動いている場合は、水道メーターが故障している、あるいはどこかで水漏れが発生している可能性があります。
水道メーターが故障している、あるいは水漏れが発生している場合は、いずれにせよ修理や交換が必要なので、水道業者に問い合わせる必要があるでしょう。
水道メーターが故障した際はどうする?
前述したように、水道メーターが故障した際は、水道局、あるいは水道業者に問い合わせる必要があります。
水道メーターが故障した原因を調べ、必要に応じて修理や交換作業をしてくれるでしょう。
とは言え、家庭に設置されている水道メーターは、水道局の人間によって定期的に点検が入ります。
そのため、水漏れや水道料金の高騰などの影響が少ない場合は、それまで待っていても良いかもしれません。
水道メーターが破損する原因
最後に、水道メーターが破損する原因について、想定される以下の3つの原因をご紹介します。
水道メーターが破損する原因
1, 機械的な故障
2, 水圧変動による故障
3, 凍結による故障
① 機械的な故障
水道メーターが破損する原因の1つ目は「機械的な故障」です。
水道メーターは、長い期間の使用によって内部の部品が摩耗したり、経年劣化によって故障することがあります。
メーターの内部には、水の流量を測定するために回転する羽根車や歯車などの精密な部品が組み込まれており、これらが正常に動かなければなりません。
しかし、これらの部品が磨耗したり、ゴミや異物が詰まってしまうと、正確な計測ができなくなったり、完全に動作しなくなる場合があります。
② 水圧変動による故障
2つ目は「水圧変動による故障」です。
水道メーターは、安定した水圧の下で正常に機能するように設計されています。
しかし、止水栓の急な開閉などによって水圧が急激に変動すると、メーターに大きな負荷がかかり、内部の部品が損傷を受ける可能性があります。
特に、水撃作用(ウォーターハンマー現象)と呼ばれる現象が発生すると、配管内の水圧が一気に上昇し、メーターに強い衝撃が加わります。
この衝撃によって、メーターの内部部品が破損したり、ひび割れが生じたりすることがあります。
③ 凍結による故障
3つ目は「凍結による故障」です。
冬季の気温が氷点下まで下がると、水道メーターが凍結し、破損することがあります。
メーターの小さな部品の間に水分が入り込み、凍結によって膨張すると、メーターのケースや部品にひび割れや破損が生じてしまいます。
メーターのケースや部品が破損すると、露出した部分から水が漏れ出る可能性もあるため、特に寒冷地では、保護するための断熱材の使用や定期的な点検が重要と言えます。
水道メーターに関するご相談は熊本水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、水道メーターの交換について、費用や時期、故障の原因などをご紹介しました。
水道メーターは、基本的には水道局の管理下にあるため、特に異常がなければ利用者が触れる必要はありません。
しかし、水道料金の高騰や水漏れなどが発生した場合は、直ちに水道業者に問い合わせる必要があるでしょう。
また、熊本水道サービスでは、家庭の水まわりのトラブルに対応しています。
熊本エリアで水道メーターについてお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください!