「水道料金が急に上がったけど、原因がわからない…」
「水漏れの音が聞こえるけど、どこから漏れているの?」
そんな疑問を抱いていらっしゃる方へ、本記事では家庭の水回りでよくある水漏れの調査方法を解説します。
水漏れが発生する理由
この章では、あなたが予期せぬ「水漏れ」の脅威から家を守るための知識を得ることができます。
水漏れは誰にとっても恐ろしい現象ですが、その原因を知ることで未然に防ぐことができます。
水漏れの主な原因を3つの視点から考察します。
- 経年劣化:これが最も一般的な水漏れの原因です。パイプや蛇口、便器などの水道設備は時間とともに劣化し、その結果、水漏れが発生します。定期的な点検とメンテナンスが重要です。
- 施工ミス:「新築」や「リフォーム」直後に水漏れが発生する場合、施工ミスが考えられます。業者の選択は慎重に行う必要があります。
- 自然災害:地震などの自然災害もパイプ破裂の原因となり得ます。耐震対策を含む家のメンテナンスを怠らないようにしましょう。
水漏れは突然発生しますが、上記の要素を理解し、対策を取ることでリスクを減らすことが可能です。
漏水で高額になった水道料金は減額できるのか
水道料金が予想以上に高くなった原因は意外にも「漏水」かもしれません。
ここでは、漏水によって水道料金が跳ね上がるケースと、その際に料金減額の可能性があるのかについて掘り下げていきます。
漏水による水道料金の高騰は、多くの家庭で無視できない問題です。
特に長期間にわたる微細な漏水は、気づきにくいために節約の阻害要因となり得ます。
その一方で、公共水道業者や自治体による『漏水減額制度』の存在を知っている人は少ないかもしれません。
この制度は、一定の条件下で水道料金の一部を減額してくれるものです。
ただし、以下のような点を注意してください。
- 減額の適用は『漏水の修理が完了した』ことが前提となります。
- 具体的な減額額や対応範囲は、地域や業者により異なるため、自身が該当する公共水道業者や自治体の具体的な規定を確認することが重要です。
漏水による水道料金の高騰は避けたい問題ですが、適切な対応と知識により、その影響は最小限に抑えることが可能です。
頭に入れておきたいのは、『漏水を早期に発見・修理する』ことと『適用可能な減額制度を調べる』ことです。
これにより、水道料金の無駄を省くことができます。
自分でできる水漏れ調査のやり方
ここからは、トイレ、お風呂場、キッチン、そして洗濯機といった、日々の生活に欠かせない場所に焦点を当て、具体的なチェックポイントと調査の手順をお伝えします。
プロに頼む前の一手として、まずは自己診断から始めてみましょう。
トイレの水漏れ調査
「ちょっとトイレが気になる。」そんな時、自分で簡単に確認できるトイレの水漏れ調査について学んでみましょう。
以下に、誰でもできる基本的な手順を紹介します。
- 視覚的なチェック: まずは、トイレ周辺に水が滴っていないか、床や壁に水分が見られないか、目で確認しましょう。
- 音の確認: トイレを使用した後、しばらく水が流れる音が止まらない場合、水漏れの可能性があります。
- ティッシュペーパーテスト: 便器の後ろや床に薄くティッシュペーパーを置き、水滴が落ちる場所を探る方法です。
お風呂場の水漏れ調査
日々のリラクゼーション空間である「お風呂」が不調だと、心地良いバスタイムが台無しになりますよね。
続いては、風呂場での水漏れを自己調査する方法について解説します。
- 見た目で確認:浴槽やシャワーヘッド、蛇口周辺に水が漏れていないか確認します。また、床や壁に湿り気がある場合も水漏れの可能性があります。
- 音で確認:使用していないのに水の流れる音がする場合、水漏れが起きている可能性があります。
- 水道メーターチェック:全ての水道を止めてから水道メーターが動いていないか確認します。動いている場合、どこかで水漏れが起きている可能性が高いです。
キッチンの水漏れ調査
キッチンでの水漏れ調査の方法を説明します。
- 水周りを確認:シンクや蛇口、食器洗い機などの水道器具周辺に水滴や湿り気がないかチェックしましょう。
- 床や壁の湿り:キッチンの床や壁に湿り気を感じる場合、水漏れの可能性があります。
- 水道メーターで確認:全ての水道を止めた状態で水道メーターが動いていれば、どこかで水漏れが発生している可能性があります。
洗濯機の水漏れ調査
最後に洗濯機の水漏れ調査方法を解説します。
- ホースの接続部分:洗濯機の後ろ側をチェックし、ホースが適切に接続されているか確認します。水がホースから漏れている場合、ホースが緩んでいるか、劣化している可能性があります。
- 洗濯機本体:洗濯機を動かして床を確認します。もし床が湿っているなら、洗濯機本体からの水漏れの可能性があります。
- 洗濯槽:洗濯槽の底を確認します。水が溜まっている場合、内部からの水漏れが考えられます。
もし自分での修理が難しいと感じたら、無理をせずプロの修理業者に依頼しましょう。
まとめ
今回は水漏れの原因を探るための各箇所のチェック方法を解説しました。
放置しておくと高額な費用を請求される場合もあるため、『漏水を早期に発見・修理する』ことがとても大切です。
熊本水道サービスでは、水漏れに関する調査はもちろん、水に関するあらゆるトラブルを迅速に対応します。
経験豊富なプロフェッショナルスタッフが丁寧に調査し、最適な解決策を提案します。
お困りの際はいつでもご連絡ください。
熊本水道サービス(株式会社ジーエス)はあなたの生活をより快適にするため、全力を尽くします。それが熊本水道サービスの使命です。