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2025.3.13

賃貸の水漏れは誰が負担する?修理費用の責任や対処法を徹底解説

賃貸の水漏れは誰が負担する?修理費用の責任や対処法を徹底解説

「賃貸で水漏れが発生したけれど、修理費用は誰が負担するの?」

「管理会社に連絡する前に、まず何をすればいい?」

賃貸物件に住んでいる方の中には、このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、毎日使ううちに少しずつ劣化が進み、ある日突然水漏れが発生することがあります。

軽微なものであれば自分で対処できますが、床や壁まで浸水するようなトラブルになると、修理費用の負担をめぐって管理会社や大家と話し合う必要が出てくるでしょう。

そこで今回は、賃貸物件で水漏れが発生した際の修理費用の負担について、入居者の過失か経年劣化かによる違いを詳しく解説します。

本記事のポイント

・賃貸物件で水漏れが発生した際の修理費用の負担がわかる
・入居者の過失か経年劣化かによる違いについて

また、トラブルが起きた際の適切な対応や、火災保険が適用されるケースについてもご紹介します。

万が一のときに慌てず冷静に対処するためのポイントを押さえ、賃貸物件での水漏れトラブルをスムーズに解決しましょう。

賃貸で水漏れが起きた時は誰が負担する?

まずは、賃貸で水漏れが起きた時の費用負担についてご紹介します。

自分の過失の場合

賃貸物件で水漏れが発生し、その原因が入居者の過失によるものだった場合、修理費用の負担は入居者側となるのが一般的です。

例えば、以下のようなケースでは入居者が責任を負うことになります。

・蛇口の閉め忘れで水があふれた
・排水口の掃除を怠り、詰まりを引き起こした
・洗濯機のホースが正しく接続されておらず、水が漏れた
・浴室でシャワーを使った際に水が外へ漏れ、床が浸水した

これらのケースでは、入居者が適切に管理しなかったことが水漏れの原因となるため、修理費用は自費で支払うことが求められます。

また、過失による水漏れが原因で階下の部屋に被害が及んだ場合、損害賠償責任が発生することもあります。

経年劣化による場合

水漏れの原因が経年劣化によるものであれば、基本的には大家や管理会社が修理費用を負担するのが一般的です。

賃貸住宅では、建物の老朽化や水回り設備の寿命によって発生する故障については、入居者が責任を負う必要はありません。

例えば、以下のようなケースが該当します。

・水道管が古くなり、自然に破損した
・給水管や排水管の接続部分が劣化し、水漏れが発生した
・トイレのタンク内の部品が劣化して水が止まらなくなった

このような場合は、速やかに管理会社へ連絡し、対応を依頼しましょう。

入居者が無理に修理を試みると、逆に状況を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

賃貸で水漏れが起きた時にやるべきこと

次に、賃貸で水漏れが起きた時にやるべきことについてご紹介します。

賃貸で水漏れが起きた時にやるべきこと

1, 管理会社や大家に連絡する
2, 水を止めて被害を最小限に抑える
3, 水漏れ箇所の写真を撮影する

①管理会社や大家に連絡する

水漏れが発生したら、まずは管理会社や大家に状況を報告しましょう。

水漏れの原因が経年劣化なのか、入居者の過失なのかを判断するためにも、早めの連絡が重要です。

管理会社が指定する修理業者がいる場合もあるため、勝手に修理を依頼しないよう注意しましょう。

②水を止めて被害を最小限に抑える

水道メーター付近の元栓を閉め、水の流れを止めましょう。

トイレやキッチンの止水栓を締めることで、一時的に水漏れを抑えることができます。

また、タオルやバケツを使って水を吸収し、床が浸水しないように対処しましょう。

③水漏れ箇所の写真を撮影する

修理依頼をする際、原因や状況を管理会社や修理業者に正しく伝えるために、スマートフォンなどで写真や動画を撮影しておくと便利です。

これにより、修理費用の負担についての交渉や保険の適用時に役立ちます。

賃貸で水漏れが起きた時の注意点

次に、賃貸で水漏れが起きた時の注意点についてご紹介します。

賃貸で水漏れが起きた時の注意点

1, 修理を勝手に行わない
2, 階下の住民への影響を確認する
3, 火災保険の補償範囲を確認する

①修理を勝手に行わない

賃貸契約では、入居者が勝手に修理を行うと契約違反となる場合があります。

特に水回りの修理は専門的な知識が必要なため、管理会社を通じて業者に依頼することが大切です。

水漏れの原因を特定せずにDIYで修理を試みると、かえって症状を悪化させる可能性もあります。

排水管の詰まりを解消しようと強力な薬剤を使った結果、配管を傷めてしまったり、ナットや接合部を無理に締め直して逆に漏水を悪化させたりするケースが考えられます。

さらに、給水管や排水管は建物全体とつながっているため、誤った処置をすると他の住人にも影響を及ぼすことがあります。

修理を行う際には、管理会社や大家に相談し、指定の業者に点検・修理を依頼するのが賢明な判断です。

②階下の住民への影響を確認する

水漏れが階下の住人に影響を与えていないかを確認することも重要です。

特にアパートやマンションなどの集合住宅では、水漏れが下の部屋の天井や壁にしみ込み、被害が広がる可能性があります。

水が階下へ浸透すると、壁紙のシミや剥がれ、電気設備の故障、床材の腐食など深刻なダメージを引き起こすこともあります。

さらに、長時間放置するとカビが発生し、衛生的な問題にも発展するでしょう。

もし階下の住民がすでに被害を受けている場合は、すぐに管理会社へ連絡し、状況を共有して早急な対応を依頼することが大切です。

また、管理会社からの指示があるまで、可能な限り水の使用を控え、元栓を閉めて被害を最小限に抑えるようにしましょう。

③火災保険の補償範囲を確認する

賃貸契約時に加入することが多い火災保険には、漏水による損害を補償する特約が含まれている場合があります。

入居者の過失による水漏れで階下に損害を与えた場合、損害賠償費用が補償されることが多く、修理費用の負担を軽減できる可能性があります。

ただし、すべての火災保険が水漏れに対応しているわけではなく、契約内容によって補償の範囲や条件が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

火災保険の補償対象には、「入居者の過失による水漏れ」と「自然発生的なトラブルによる水漏れ」があります。

例えば、洗濯機の排水ホースが外れてしまったり、蛇口の閉め忘れで水が溢れた場合は、入居者の過失として扱われるため、火災保険の補償が適用されることが多いです。

しかし、経年劣化による配管の破損や、建物の構造上の問題による水漏れは、大家や管理会社の責任となるため、火災保険の適用外となるケースが一般的です。

そのため、契約時に火災保険の内容をしっかり確認し、万が一の際にどこまで補償が受けられるのかを把握しておくことが重要です。

水漏れが発生したときは火災保険で対応できる?

火災保険には、漏水による損害を補償する特約が付いていることが多く、入居者の過失による水漏れで階下に損害を与えた場合、修理費用や賠償費用が補償されるケースがあります。

例えば、トイレの水を流しっぱなしにして床にあふれさせた、浴室の水をこぼして床に浸水させたといった事例では、火災保険の補償対象となることが多いです。

しかし、火災保険はあくまで損害を最小限に抑えるためのものであり、水漏れの修理費用自体が必ずしも全額補償されるわけではありません。

また、火災保険の適用には一定の条件があり、保険会社によっては「建物部分の損害は補償するが、入居者の持ち物には適用されない」といった制約があることもあります。

例えば、水漏れによって床が腐食した場合は保険適用の可能性が高いですが、家具や家電が損傷した場合は補償対象外となることがあります。

したがって、火災保険の契約内容を事前に確認し、どこまでカバーされるのかを把握しておくことが重要です。

さらに、漏水トラブルの際には、保険会社に速やかに連絡し、被害状況の証拠を提出することが求められる場合があります。

水漏れが発生した際には、床や壁の濡れた部分を写真に撮影し、管理会社や保険会社に報告できるよう準備しておくと、スムーズに保険適用の手続きが進められるでしょう。

もし火災保険で対応できない場合は、管理会社と交渉し、修理費用の負担割合を明確にすることが大切です。

経年劣化が原因であれば大家負担となるケースが多いため、自分で費用を負担する前に、契約内容や責任範囲を確認し、適切な対応を取るようにしましょう。

水まわりのトラブルは熊本水道サービスへ

いかがでしたでしょうか。

今回は、水漏れが発生した際の修理費用の負担について詳しく解説しました。

賃貸物件で水漏れが起きた場合、入居者の過失か経年劣化かによって修理費用の負担が変わります。

早めに管理会社へ連絡し、適切な対応をとることが重要です。

熊本水道サービスでは、熊本県内で水回りのトラブル対応を行っております。

水漏れでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。