「家庭での節水方法を知りたい」
「家庭での1人あたりの水の使用量を知りたい」
家庭内での節水について、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
節水は、日々の小さな意識が重要となります。
そこで今回は、家庭での1人あたりの水の使用量やよくある家庭での水の無駄使い、家庭で簡単にできる節水方法7選についてご紹介します。
本記事のポイント
・家庭で簡単にできる節水方法がわかる
また、熊本水道サービスでは、トイレなどの水まわりのトラブルから、水道の複雑な工事まで、幅広いサポートを行っています。
熊本県内で水まわりのトラブルに遭遇した方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
1人が1日に使用する水の使用量
家庭内で1人が1日に使用する水の量は、平均して約200リットルと言われています。
これは飲料水だけでなく、料理、洗濯、風呂、トイレなど、日常生活のあらゆる場面で使われる水の総量を含みます。
特に風呂やシャワー、洗濯、トイレが大きな割合を占め、これらだけで全体の約60%を占めています。
1人当たりの使用量は家族の人数やライフスタイルによっても異なりますが、無駄な使い方を避けることが節水の第一歩です。
よくある家庭での水の無駄使い
家庭での水の無駄使いは、日常的な習慣や気づかないうちに起きていることが多く、その改善には意識的な行動が求められます。
例えば、シャワーや蛇口を出しっぱなしにすることは、多くの家庭で見られる典型的な無駄使いです。
特に、歯磨きや食器洗いの際に水を流し続けることで、数十リットルの水が無駄になります。
また、洗濯機を満杯にせずに少量の衣類だけを洗うことや、トイレでの水の使用量を適切に管理しないことも、無駄を生む原因です。
これらの無駄は、少しの工夫や意識の変化で大幅に減らすことができ、結果的に家計にも優しい節水が実現します。
家庭での節水が大切な理由
家庭での節水は、環境保護と家計の両方に直結する重要な取り組みです。
まず、地球規模で見ると、水は限りある資源であり、気候変動や人口増加に伴い、その利用がますます厳しくなっています。
特に都市部では、人口密度が高く、水の供給が需要に追いつかない地域も増えています。
そのため、家庭での節水は、個人が日常生活の中で地球環境への負荷を軽減する具体的な方法です。
また、節水は直接的に水道料金の削減にも繋がり、家庭の経済的負担を軽減します。
家庭で簡単にできる節水方法7選
家庭での節水は、少しの工夫と習慣の改善で大きな効果を生みます。
本項目では、家庭で簡単にできる節水方法7選についてご紹介します。
家庭で簡単にできる節水方法7選
1, 歯磨きではコップを使用する
2, ため洗いを心がける
3, トイレの大・小レバーを活用する
4, 洗濯の回数を減らす
5, シャワーヘッドを節水タイプに変更する
6, 残り湯を有効活用する
7, 節水グッズを活用する
①歯磨きではコップを使用する
歯磨きの際に、蛇口を開けっぱなしにすることは、無意識のうちに多くの水を無駄にしている原因です。
一般的に、蛇口を開けっぱなしにすると、1分間に約10リットルの水が流れてしまいます。
しかし、コップ1杯の水を使ってすすぐだけで、数リットルもの水を節約できます。
歯磨きの際に水を流し続ける習慣を見直すことで、水の使用量に対する意識も高まり、他の場面での節水意識にも繋がります。
②ため洗いを心がける
まず、洗い物をする際に、シンクや洗い桶に水をためておく「ため洗い」を実践することで、水の流しっぱなしを防ぎ、無駄な水の使用を大幅に減らすことができます。
特に、油汚れのひどい食器などは、洗い桶にためた水にしばらく浸けておくことで、汚れが落ちやすくなり、少ない水で効率よく洗浄できます。
また、すすぎの際も一度にまとめて行うことで、さらに水の使用量を抑えることができるため、結果的に家計の節約にもつながります。
③トイレの大・小レバーを活用する
多くのトイレには「大」と「小」の選択ができるレバーが付いており、小用の場合は「小」を選ぶことで、使用する水の量を半分程度に抑えることができます。
これを習慣化することで、1日に何十リットルもの水を節約できるため、家族全員でこの習慣を徹底することが重要です。
さらに、最近では節水型のトイレも多く登場しており、トイレのリフォームを検討する際には、これらの製品を選ぶことでさらなる節水効果を得ることができます。
④洗濯の回数を減らす
洗濯の際は、できるだけ洗濯物をためてからまとめて洗うことを心がけると、1回あたりの水の使用量を最大限に活用することができます。
また、洗濯機の水量設定を適切に調整し、必要以上の水を使わないようにすることも重要です。
加えて、洗濯機に搭載されている短縮コースやエコモードを活用することで、洗浄時間を短縮し、水の使用量を抑えることができます。
⑤シャワーヘッドを節水タイプに変更する
節水タイプのシャワーヘッドは、通常のシャワーヘッドよりも水の流量を減らしつつ、十分な水圧を保つ設計になっており、快適さを損なうことなく水の使用量を減らすことができます。
これにより、シャワー1回あたりの使用水量を30〜50%程度削減することが可能です。
また、節水シャワーヘッドは簡単に取り付けられるため、手軽に導入できるのもメリットです。
⑥残り湯を有効活用する
お風呂の残り湯は、洗濯や掃除に再利用することで、家庭での水の無駄を減らすことができます。
特に、洗濯機に残り湯取り込み機能が付いている場合は、これを活用することで新しい水を使わずに洗濯が可能です。
残り湯は温度が高いため、洗濯物の汚れが落ちやすくなるというメリットもあります。
また、風呂の残り湯は、庭の水やりやトイレの掃除にも活用できます。
さらに、ペットの足を洗う際や、ベランダの掃除など、多目的に利用することで、新たな水を使わずに済みます。
⑦節水グッズを活用する
節水グッズを活用することは、家庭での水の使用量を抑える効果的な方法の一つです。
例えば、蛇口に取り付ける節水アダプターや、シャワーヘッドの水流を調整する節水バルブなど、手軽に導入できるアイテムが多数存在します。
また、トイレタンクに設置する節水ボールや、風呂の水量を制御する節水シールなども、知らず知らずのうちに水の使用量を抑えることができる優れたツールです。
これらのグッズは、設置や使用が簡単であるため、特別な知識や技術がなくてもすぐに始められます。
水まわりのトラブルは熊本水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、家庭での節水を考えておられる方に向けて、家庭での1人あたりの水の使用量やよくある家庭での水の無駄使い、家庭で簡単にできる節水方法7選についてご紹介しました。
普段の家庭での節水は、日常生活に大きく影響するため、専門家のアドバイスを受けながら早いタイミングで対応することが重要となります。
水道業者に修理等を依頼する際は、水道工事や専門的な作業が伴う可能性があるため、豊富な知識や実績を持つ「水道局指定業者」を選ぶと良いでしょう。
また、熊本水道サービスも、水道局指定業者として熊本県内のエリアを対象にサービスを提供しているので、トラブルに遭遇した際にはぜひお気軽にお問い合わせください!