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2026.6.5

【プロが解説】漏水調査でどこまでわかる?調査方法と依頼時の注意点をご紹介!

【プロが解説】漏水調査でどこまでわかる?調査方法と依頼時の注意点をご紹介!

水道料金の明細を見て、心当たりのない金額の増加に驚いたことはないでしょうか。

このような場合、目に見えない場所で水漏れが起きている可能性があり、原因を特定するために有効なのが漏水調査です。

しかし、「調査を依頼したところで本当に原因がわかるのか」「どこまで詳しく判明するのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

漏水調査には複数の種類があり、それぞれ得意とする調査範囲や精度が異なります。

この記事では、漏水調査の種類から調査でどこまでわかるのか、依頼する際に押さえておきたい注意点まで解説します。

漏水調査の種類

最初に、漏水調査の種類についてご紹介します。

漏水調査の種類

1.音聴調査
2.漏水探知機調査
3.内視鏡(カメラ)調査
4.サーモグラフィー調査

①音聴調査

音聴調査は、専用のマイクや聴音棒を使って配管内を流れる水の音を聞き取り、漏水箇所を特定する方法です。

地中に埋まった配管であっても、地表から音を拾うことで漏水のおおよその位置を絞り込めるため、漏水調査の中でも広く採用されている手法のひとつです。

作業自体は配管を傷つけることなく行えるため、建物や庭への負担が少ない点も魅力です。

ただし、交通量の多い道路付近や、配管が深く埋設されている場所では雑音の影響を受けやすく、精度がやや落ちることもあります。

②漏水探知機調査

漏水探知機調査は、地中の音や振動を電子的に増幅させて検知する専用機器を使用する方法です。

音聴調査よりも高感度で微細な漏水音を捉えられるため、肉眼や耳だけでは判断しにくい初期段階の漏水も発見しやすいという特徴があります。

複数地点で測定したデータを比較しながら、漏水箇所を段階的に絞り込んでいくのが一般的な流れです。

広い敷地や配管経路が複雑な建物でも対応しやすく、精度の高い調査結果が期待できます。

③内視鏡(カメラ)調査

内視鏡調査は、細いケーブルの先端に小型カメラを取り付けた機器を配管内に挿入し、内部の状態を直接映像で確認する方法です。

配管の亀裂や継ぎ目のずれ、内部の詰まりなどを目視で確認できるため、漏水の原因そのものを特定しやすいのが大きな利点です。

排水管のように比較的太い配管に対して特に有効で、映像として記録が残るため修繕箇所の説明や見積もりの際にも活用しやすくなっています。

配管の構造によってはカメラが挿入できない箇所もあるため、事前に対応可否を確認しておくと安心です。

④サーモグラフィー調査

サーモグラフィー調査は、専用のカメラで建物表面の温度分布を撮影し、水分による温度変化から漏水箇所を推測する方法です。

水が浸透している部分は周囲と比べて温度が異なって見えるため、壁や床を壊すことなく非破壊で調査できる点が大きなメリットです。

特に床下や壁内部など、直接目視できない箇所の漏水を間接的に把握する手段として活用されています。

ただし、温度差が小さい場合や外気温の影響を受けやすい環境では判定が難しくなることもあるため、他の調査方法と組み合わせて行われるケースが多くあります。

漏水調査でどこまでわかるのか

次に、漏水調査でどこまでわかるのかについてご紹介します。

漏水調査でどこまでわかるのか

・漏水の発生箇所の特定
・漏水の原因の把握
・漏水の規模や進行度の確認
・修繕が必要な範囲の確認

漏水の発生箇所を特定する

漏水調査の最も基本的な目的は、水が漏れている正確な位置を特定することです。

音聴調査や漏水探知機調査を組み合わせることで、地中や壁の内部といった目視できない箇所であっても、漏水箇所をかなりの精度で絞り込むことが可能です。

特定した位置情報をもとに掘削や開口を行うため、無駄な工事範囲を減らし、修繕にかかる費用や時間を抑えることにもつながります。

発生箇所の特定は、その後の修繕計画全体の土台となる重要な工程です。

漏水の原因を把握する

調査では漏水の位置だけでなく、なぜ漏水が起きているのかという原因の把握も行われます。

内視鏡調査によって配管内部を直接確認することで、経年劣化による腐食なのか、地震や地盤沈下による配管のずれなのか、施工不良による継ぎ目の緩みなのかといった原因を特定できます。

原因が明確になることで、その場限りの応急処置ではなく、再発防止につながる適切な修繕方法を選択できるようになります。

原因の把握は修繕後のトラブル再発を防ぐ上でも欠かせないプロセスです。

漏水の規模や進行度を確認する

漏水調査では、現在どの程度の水量が漏れているか、どの程度の速さで被害が進行しているかといった規模感も確認できます。

サーモグラフィー調査によって水分の広がり方を可視化することで、漏水が局所的なものか、すでに広範囲に及んでいるかを把握しやすくなります。

規模や進行度がわかることで、緊急性の高い修繕が必要なのか、計画的に対応すればよいのかといった優先順位の判断材料にもなります。

被害の全体像を把握することは、適切な修繕プランを立てる上で重要な要素です。

修繕が必要な範囲を確認する

調査結果をもとに、実際にどこからどこまで修繕すべきかという具体的な範囲を確認することができます。

配管の一部分だけの補修で済むのか、配管全体の交換が必要なのか、内視鏡調査の映像やサーモグラフィーのデータをもとに判断していきます。

修繕範囲が明確になることで見積もりの精度も高まり、後から「思っていたより範囲が広がった」といった追加費用のトラブルを防ぎやすくなります。

事前に範囲を把握しておくことは、安心して工事を依頼するためにも大切なポイントです。

漏水調査を依頼する際の注意点

最後に、漏水調査を依頼する際の注意点についてご紹介します。

漏水調査を依頼する際の注意点

・調査費用の内訳を確認する
・調査でわかる範囲には限界があることを理解する
・火災保険の適用可否を確認する

調査費用の内訳を確認する

漏水調査を依頼する際は、見積もりの内訳をあらかじめ確認しておくことが大切です。

調査費用は使用する機器や調査方法、調査範囲の広さによって変動するため、業者によって金額に差が出ることがあります。

「基本料金には何が含まれているのか」「追加調査が必要になった場合の費用はどうなるのか」といった点を事前に質問し、不明瞭な部分を残さないようにしましょう。

複数の業者から見積もりを取ることで、適正な費用感を把握しやすくなります。

調査でわかる範囲には限界があることを理解する

漏水調査は高い精度で原因箇所を特定できる一方、すべてのケースで100%の確証が得られるわけではありません。

配管の埋設状況や建物の構造によっては、複数の調査方法を組み合わせても発生箇所の絞り込みに時間がかかることがあります。

また、調査結果はあくまで推定の範囲を示すものであり、実際に開口・掘削してみないと最終的な状況がわからないケースもあります。

過度な期待を抱きすぎず、調査には一定の限界があることを理解した上で依頼することが大切です。

火災保険の適用可否を確認する

漏水による被害は、契約している火災保険の水濡れ補償の対象となる場合があります。

保険適用には漏水調査の報告書が必要となるケースが多いため、調査を依頼する際は保険申請に対応した報告書を発行してもらえるかどうかを事前に確認しておきましょう。

保険の適用範囲や条件は契約内容によって異なるため、調査前に保険会社へ確認しておくとスムーズに手続きを進められます。

修繕費用の負担を軽減できる可能性があるため、保険の活用も視野に入れておくことをおすすめします。

漏水調査なら熊本水道サービスへ

ここまで、漏水調査についてご紹介してきました。

要点を以下にまとめます。

  • 漏水調査には音聴調査・漏水探知機調査・内視鏡調査・サーモグラフィー調査などの種類がある
  • 調査によって漏水の発生箇所や原因、規模、修繕範囲まで把握することができる
  • 依頼する際は費用の内訳や調査の限界、火災保険の適用可否を事前に確認しておくことが大切

とはいえ、漏水調査は専門的な機器や知識が必要となるため、自己判断での対応には限界があります。

熊本水道サービスでは、経験豊富なスタッフが最適な調査方法をご提案し、原因の特定から修繕まで一貫してサポートいたします。

漏水の疑いがある、原因がわからず困っているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。