お風呂は毎日使う場所であるにもかかわらず、湿気や汚れが溜まりやすく、もっともカビが発生しやすい空間のひとつです。
気づかないうちに黒い点が広がったり、ゴムパッキンが黒ずんだりする経験をした方も多いのではないでしょうか。
カビは放置すると掃除が難しくなるだけでなく、ニオイやアレルギーの原因になることもあるため、早めの対策が必要です。
この記事では、お風呂にカビが発生する原因を理解し、その上で効果的なカビ取り方法や場所別の掃除ポイント、さらにはカビを予防するための日常的な工夫について解説します。
原因を正しく知ることで、ムダな労力をかけずに効率よくカビを取り除き、清潔な浴室を保つことができます。
お風呂にカビが発生する原因とは?
まずは、お風呂にカビが発生する原因についてご紹介します。
お風呂にカビが発生する原因とは?
1.湿気と温度
2.皮脂汚れや石鹸カス
3.掃除頻度の低下
①湿気と温度
カビは温度20〜30度、湿度70%以上で急激に増殖しやすい性質があります。
お風呂はまさにこの条件が揃っており、入浴後は湿気がこもりやすく、天井や壁に残った水滴がカビの発生源となります。
換気扇を回していても浴室全体の湿度が完全に下がるまでには時間がかかり、特に気温が高い季節はカビの増殖スピードが一気に加速します。
こうした環境が整いやすいことが、お風呂が家の中で最もカビやすいといわれる理由です。
②皮脂汚れや石鹸カス
カビは湿気だけで増えるものではなく、栄養となる汚れがあることで加速度的に繁殖します。代表的なのが皮脂汚れや石鹸カスです。
これらはシャワーだけでは完全に落ちきらず、壁面や床、排水口周りに蓄積しやすい性質があります。
特に白いカビが出やすい浴室の隅や床目地には、こうした汚れが溜まっており、カビの温床となりやすいポイントです。
定期的に汚れを落とす習慣がないと、知らないうちに黒カビへと変化し、落としにくい頑固な状態へ進行してしまいます。
③掃除頻度の低下
家族が多く浴室の使用頻度が高い場合や、換気扇が古く十分に機能していない場合、湿気がなかなか抜けずカビ発生のリスクが大幅に高まります。
また、忙しい生活の中で掃除が後回しになってしまうと、皮脂や水垢、石鹸カスが蓄積し、カビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
掃除頻度が低くなるほど、黒カビは深く根を張り、通常の洗剤では落ちにくい厄介な状態へ進んでしまうことが多いです。
お風呂のカビ取りに効果的な方法
次に、お風呂のカビ取りに効果的な方法を3つご紹介します。
お風呂のカビ取りに効果的な方法
1.市販のカビ取り剤を使った基本手順
2.重曹・クエン酸を使ったクリーニング
3.頑固な黒カビを落とす漂白剤パック
①市販のカビ取り剤を使った基本の手順
市販のカビ取り剤は、黒カビを分解する成分が含まれており、家庭で最も効率よくカビを落とせる方法です。
使用する際は、まず浴室全体を乾燥させ、カビが生えている部分にカビ取り剤を均一に吹きかけます。
その後、しばらく放置して成分を浸透させます。
カビ取り剤は湿った場所では効果が薄れるため、乾いた状態で使用するのがポイントです。
放置後はシャワーで十分に洗い流し、必要に応じて再度スプレーすることでしつこいカビにも対応できます。
ただし、強力な成分を含むため、必ず換気をしながら行い、ゴム手袋を着用して肌を保護することが重要です。
②重曹・クエン酸を使ったクリーニング
ナチュラルクリーニングとして人気の高い重曹とクエン酸も、軽度のカビ汚れなら十分に効果があります。
重曹は弱アルカリ性で皮脂汚れに強く、クエン酸は水垢を落とす働きがあります。
この2つを組み合わせてペースト状にすると、黒カビの周囲に付着した汚れを落とし、カビ取り剤を使う前の下準備としても活用できます。
ただし、根深い黒カビにはナチュラルクリーニングだけでは対応できない場合が多いため、早めに市販のカビ取り剤を併用することが推奨されます。
頑固な黒カビを落とす漂白剤パック
ゴムパッキンや目地に入り込んだ黒カビは、通常のスプレーだけでは落としにくいことがあります。
そんな時に有効なのが漂白剤パックです。
キッチンペーパーやラップを使って漂白剤を密着させると、漂白成分が深く浸透し、しつこい黒カビまでしっかり分解できます。
ただし、長時間放置しすぎると素材を傷める可能性があるため、必ず商品の説明に従って正しい時間で使用しましょう。
また、漂白剤使用後はよく水で洗い流し、換気を十分に行うことが大切です。
場所別に見るカビ取りのコツ
次に、場所別でのカビ取りのコツをご紹介します。
場所別に見るカビ取りのコツ
・浴室壁や床のカビ取り
・ゴムパッキンやドアパッキンのカビ取り
浴室壁や床のカビ取りポイント
浴室の壁や床は広範囲にカビが生えやすく、見落としが多い場所でもあります。
壁の場合は下から上へ向かって洗剤をかけると垂れにくく、薬剤が均一に行き渡ります。
床は溝や凹凸にカビが入り込みやすいため、ブラシを使って細かい部分まで丁寧にこすりましょう。
水垢や皮脂が残っているとカビが再発しやすいため、洗剤で汚れを落としてからカビ取り剤を使うと効果が高まります。
ゴムパッキンやドアパッキンのカビ取り
お風呂で最も黒カビが落ちにくい場所がゴムパッキンです。
素材の奥に入り込んだ黒カビは通常の掃除では落とせず、漂白剤パックを活用するのが効果的です。
キッチンペーパーを細く巻いてパッキンに貼り付け、その上から漂白剤を浸透させます。
これにより、深く根を張った黒カビにもアプローチできます。
ただし、ゴムは劣化しやすいため、頻繁な漂白剤の使用は避け、普段から水分を拭き取る習慣をつけることが再発防止につながります。
お風呂のカビを予防するためにできること
最後に、お風呂のカビを予防するためにできることをご紹介します。
お風呂のカビを予防するためにできること
・入浴後の換気と水滴除去
・カビ予防剤や防カビくん煙剤の活用
入浴後の換気と水滴除去
カビを防ぐ最も効果的な方法は「湿気を残さないこと」です。
入浴後はしばらく換気扇を回し、可能であれば窓を開けて湿気を外へ逃がします。
また、壁や床に残った水滴はそのままにせず、スクイージーやタオルで軽く拭き取るだけでカビの発生を大幅に抑えることができます。
こうした簡単な習慣がカビ対策に大きく貢献します。
カビ予防剤や防カビくん煙剤の活用
市販のカビ予防剤や防カビくん煙剤は、浴室全体のカビ発生を抑える効果があります。
定期的に使用することで、カビ取りの回数を減らし、日常の掃除が格段に楽になります。
特に梅雨時や湿度の高い時期は予防剤を活用することでカビの発生を防ぎやすくなります。
お風呂のトラブルなら熊本水道サービスへ
ここまで、お風呂にカビが発生する仕組みと効果的な除去方法、そして予防策について解説してきました。
要点を以下にまとめます。
・お風呂は湿気・温度・汚れが揃い、カビが発生しやすい環境
・市販のカビ取り剤や漂白剤パックは黒カビに高い効果を発揮
・場所ごとの汚れの特性を理解すると清掃がスムーズ
・入浴後の換気や予防剤の活用で再発を防ぎやすくなる
とはいえ、ゴムパッキンに深く根を張った黒カビや、天井全体に広がったカビなど、家庭では取り切れないケースも少なくありません。
熊本水道サービスでは、お風呂のカビ取りや浴室クリーニングにも対応しています。
落ちない黒カビでお困りの方は、専門スタッフが適切な方法で安全に除去いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

