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2025.10.15

トイレにナプキンを流してしまった!正しい対処法と詰まりを防ぐための注意点を徹底解説!

トイレにナプキンを流してしまった!正しい対処法と詰まりを防ぐための注意点を徹底解説!

忙しい日常の中で、うっかりナプキンをトイレに流してしまうことは珍しくありません。

一見、水に流れるように見えても、ナプキンは水に溶けない素材でできているため、排水管を詰まらせてしまう恐れがあります。

そのまま放置しておくと、水が流れなくなったり、逆流してトイレが使用できなくなるケースもあるため、早めの対応が重要です。

この記事では、トイレにナプキンを流してしまったときの正しい対処法や、絶対にやってはいけない行動、さらに修理が必要になった場合の費用相場について詳しく解説します。

トイレにナプキンは流しても良い?

結論から言うと、トイレにナプキンを流すことは絶対に避けるべきです。

ナプキンは吸水性ポリマーという特殊な素材で作られており、水分を吸うと何倍にも膨らみます。

この性質により、水を流すと排水管の中で膨張し、詰まりやすくなります。

さらに、トイレットペーパーのように溶けないため、一度詰まると自然に流れ去ることはほとんどありません。

見た目ではすぐに問題がないように感じても、配管の奥で滞留し、数日後に急に詰まりが発生するケースもあります。

そのため、ナプキンは必ず専用のゴミ箱に捨てることが基本です。

トイレの衛生環境を守るためにも、流さない習慣を徹底しましょう。

ナプキンの素材を理解しよう

ナプキンが詰まりの原因になりやすいのは、その素材と作りにあります。

ナプキンの表面は通気性を保ちながらも水を通しにくい不織布でできており、内部には高吸水性ポリマーが層状に重なっています。

このポリマーは水分を吸収するとゼリー状に膨張し、数百倍にもなることがあります。

つまり、水に流すと排水管内で吸水して膨らみ、通り道を塞いでしまうのです。

また、吸着した汚れや髪の毛などが一緒に絡みつくことで、さらに詰まりが悪化します。

これがトイレットペーパーなどと大きく異なる点であり、「少量なら大丈夫」という考えは非常に危険です。

構造上、ナプキンは水に溶けることがないため、トイレに流してはいけないのです。

トイレにナプキンを流してしまったときの対処法

トイレにナプキンを流してしまった場合、焦らず順序を守って対処することが大切です。

トイレにナプキンを流してしまったときの対処法

  1. まずは水を流さない
  2. ラバーカップで取り除く
  3. 業者に依頼する

①まずは水を流さない

誤ってナプキンを流してしまった直後は、絶対に再度レバーを回して水を流さないようにしましょう。

流してしまうと排水管の奥に押し込まれ、取り出しが困難になります。

まだ水が流れる状態であれば、便器内の水を少しずつバケツで汲み出し、ナプキンが見える場合はゴム手袋を着けて取り除くことが第一です。

②ラバーカップで取り除く

ナプキンが奥に入り込み、水が流れにくくなった場合は、ラバーカップ(いわゆるスッポン)を使って吸引してみましょう。

カップを便器の排水口に密着させ、勢いよく押し引きを繰り返すことで、詰まりが解消することがあります。

ただし、強く押しすぎると水が跳ね返ることがあるため、慎重に行うことがポイントです。

③業者に依頼する

自力で解決できない場合は、早めに水道修理業者に依頼しましょう。

無理にワイヤーや針金などを使って取り出そうとすると、配管を傷つけてしまう危険があります。

専門業者であれば、専用カメラや圧力ポンプを使って安全に除去できるため、再発のリスクも低くなります。

トイレにナプキンが詰まったときにやってはいけないこと

詰まりを悪化させないためには、間違った行動を避けることも大切です。

トイレにナプキンが詰まったときにやってはいけないこと

  1. 繰り返し水を流す
  2. 市販の薬剤を使用する
  3. 無理に手や器具を突っ込む

①繰り返し水を流す

水が流れないからといって、何度もレバーを回して流そうとするのは厳禁です。

水圧でナプキンがさらに奥へ押し込まれ、配管の深い部分で詰まってしまうことがあります。

最悪の場合、トイレ全体が溢れて床が水浸しになることもあります。

②市販の薬剤を使用する

排水管用のパイプクリーナーなどを使えば溶けると思う方もいますが、ナプキンは化学薬品では分解できません。

薬剤が残ると逆に配管を傷める可能性があるため、使用は避けましょう。

③無理に手や器具を突っ込む

手や棒状のもので奥に詰まったナプキンを取り出そうとするのも危険です。

配管内部を傷つけるだけでなく、ナプキンがさらに絡まり、状況を悪化させる可能性があります。

専門業者に任せるのが最も安全で確実な方法です。

トイレにナプキンを流して修理が必要な場合の費用相場

自力での対処が難しく、修理を依頼する場合の費用は状況によって異なります。

便器内での軽度な詰まりであれば8,000円〜15,000円ほどで解消できるケースが多いです。

しかし、ナプキンが配管の奥まで入り込んでいる場合や、高圧洗浄が必要な場合は20,000円〜30,000円程度かかることもあります。

夜間や休日の緊急対応では割増料金が発生することもあるため、早めの連絡がポイントです。

また、再発防止のために配管洗浄や点検を同時に依頼しておくと安心です。

トイレに異物を流してしまった場合は、熊本水道サービスへ

ここまで、トイレにナプキンを流してしまった場合の対処法についてご紹介してきました。

要点を以下にまとめます。

  • ナプキンは吸水性が高く、水に溶けないためトイレに流してはいけない
  • 誤って流してしまった場合は、水を流さず落ち着いて対処することが大切
  • 無理な自己処理は配管を傷つける恐れがあり、早めに業者へ相談するのが安全

これらのポイントを押さえることで、トイレの詰まりトラブルを防ぎ、安心して使い続けることができます。

とはいえ、自分で対処しても流れが改善しない場合や、水漏れ・悪臭が発生している場合は、内部で詰まりが進行している可能性があります。

熊本水道サービスでは、トイレ詰まりやナプキンなど異物除去のほか、排水管洗浄や修理にも対応しています。

「流してはいけないものを流してしまった」「トイレの水が流れにくい」とお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。