
「お風呂の排水口が詰まりやすい」
「ゴミ受けの種類が知りたい!」
家庭の水回りのトラブルに遭遇した方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
風呂の排水口は水が流れ落ちるための出口ですが、髪の毛や石鹸カスといったゴミが溜まりやすい場所でもあります。
こうしたゴミが排水管に大量に蓄積されると、水の流れが悪くなったり悪臭が発生したりする原因となり、最終的には詰まりや水漏れなど思わぬトラブルを引き起こすこともあるでしょう。
そのため、排水口に設置されるゴミ受けは、小さなパーツながらも非常に重要な役割を担っています。
そこで今回は、お風呂の排水口のゴミ受けが持つ機能や、どのような種類があるのか、そして日常的に清潔な状態を保つためのコツや具体的な掃除手順を解説します。
本記事のポイント
・お風呂の排水口のゴミ受けが持つ機能や、どのような種類があるかがわかる
・清潔な状態を保つためのコツや具体的な掃除手順がわかる
また、熊本水道サービスでは、トイレなどの水まわりのトラブルから、水道の複雑な工事まで、幅広いサポートを行っています。
熊本県内で水まわりのトラブルに遭遇した方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
お風呂の排水口のゴミ受けの役割とは?
お風呂の排水口に設置されるゴミ受けは、水とともに流れ出る髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カスなどをキャッチし、排水管への侵入を防ぐためのものです。
万が一、ゴミが排水管の奥へと流れ込んでしまうと、そこに蓄積された汚れが原因で詰まりや悪臭を引き起こすリスクが高まります。
そのため、ゴミ受けは水回りのトラブルを未然に防ぐために欠かせない存在であり、小さなパーツではありますが非常に重要な機能を果たしているといえます。
また、ゴミが排水管に到達しないことによって、配管の寿命を延ばす効果も期待できるでしょう。
ゴミ受けが正常に働いていれば、目に見える形で汚れが溜まり始めるため、定期的な掃除とメンテナンスを行いやすいのも利点の一つです。
ただし、ゴミ受けに汚れが溜まりすぎると水の流れが悪化するだけでなく、ヌメリやカビの原因にもなるため、小まめなお手入れが必要不可欠となります。
お風呂の排水口のゴミ受けの種類
次に、風呂の排水口のゴミ受けの種類についてご紹介します。
お風呂の排水口のゴミ受けの種類
1, ステンレスタイプ
2, プラスチックタイプ
3, 使い捨てタイプ
①ステンレスタイプ
ステンレス製のゴミ受けは、耐久性が高く錆びにくいという特徴があります。
金属特有の頑丈さから長期間使用していても変形しにくく、頻繁に取り外して洗浄する場合でも破損リスクが少ないでしょう。
また、汚れが付着しても洗剤やブラシなどを使って比較的簡単に落とせるため、清潔な状態を保ちやすい点も魅力です。
ただし、ステンレス特有の光沢感があるぶん、汚れが溜まってくると目立ちやすい側面もあるため、こまめなケアが欠かせません。
②プラスチックタイプ
プラスチック製のゴミ受けは、軽量でリーズナブルな価格帯の商品が多い傾向にあります。
穴の大きさや形状がさまざまなため、自分のお風呂の排水口にフィットしやすいタイプを見つけやすいのもメリットでしょう。
ただし、ステンレスに比べると耐久性がやや劣り、長期間の使用によって変形や割れが生じやすい点に留意が必要です。
また、プラスチックは洗剤やブラシによる摩擦で傷がつきやすく、そこに汚れが残留しやすくなることもあるため、優しくケアする心がけが大切になります。
③使い捨てタイプ
髪の毛や石鹸カスが溜まると捨てて交換できる、使い捨てシートや簡易ゴミ受けも近年人気を集めています。
これらはシール式やネット式で排水口に貼り付けたり被せたりするだけで手軽に設置でき、溜まった汚れごと処分できるため、ゴミを直接触る必要が少ない点が魅力です。
しかし、頻繁に取り替えるとなるとランニングコストがかかるほか、シートが排水口にしっかり密着していないと、汚れが隙間から流れ込むリスクがある点には注意が必要でしょう。
ゴミ受けを清潔に保つ方法
次に、ゴミ受けを清潔に保つ方法についてご紹介します。
ゴミ受けを清潔に保つ方法
1, 定期的に汚れを確認して洗浄する
2, 予防的にフィルターやネットを活用する
①定期的に汚れを確認して洗浄する
ゴミ受けを清潔に保つためには、まずは定期的に汚れの状態をチェックし、気づいた時点で早めに掃除を行うことが大切です。
入浴後など、髪の毛や皮脂などが溜まりやすいタイミングで一度確認し、異常があればその日のうちにゴミを取り除きましょう。
長期間放置すると頑固なヌメリやカビが発生し、通常よりも時間と手間がかかるようになります。
こまめに汚れを落とすことで、常に気持ちの良い水回り環境を維持しやすくなるでしょう。
②予防的にフィルターやネットを活用する
使い捨てシートやネットなど、髪の毛を捕獲しやすい素材をあらかじめゴミ受けに被せておくのも有効な方法です。
これらを活用すれば、ゴミ受け自体が汚れにくくなるだけでなく、掃除の際もシートやネットごと捨てるだけで済むため、作業負担を軽減できます。
ただし、貼り付けが甘かったり、サイズが合わなかったりすると、排水口の隙間から汚れが入り込む可能性もあるので、フィルター選びや取り付け方には十分な注意が必要です。
定期的に交換することで、より衛生的な環境を保ちやすくなるでしょう。
ゴミ受けの掃除方法
次に、ゴミ受けの掃除方法についてご紹介します。
ゴミ受けの掃除方法
1, ゴミを取り除きやすい準備をする
2, 洗剤や重曹を使ってヌメリを除去する
3, しっかり乾燥させて元通りに戻す
①ゴミを取り除きやすい準備をする
まずはお風呂を使用した後など、水分がまだ多少残っている状態で作業を始めると、髪の毛や汚れが柔らかくなっており、取り除きやすい場合があります。
ゴム手袋を着用し、できるだけ直接ゴミに触れないように注意しながら、表面に溜まっている髪の毛や石鹸カスなどをつまんで捨てましょう。
ある程度まとめて除去するだけでも、その後の洗浄がスムーズに進みます。
②洗剤や重曹を使ってヌメリを除去する
ゴミを大まかに取り除いたら、浴室用洗剤や重曹、クエン酸などを使ってゴミ受けの表面や隙間に付着したヌメリや汚れをしっかり落とします。
ブラシやスポンジを使い、力任せにならないように丁寧にこすりながら洗浄すると、細かな汚れも比較的容易に取り除けるでしょう。
洗剤を使う場合はしっかりと泡立て、洗浄後は流水で完全に洗い流すことが大切です。
③しっかり乾燥させて元通りに戻す
洗浄が終わったゴミ受けは、カビの繁殖を防ぐためにも水気をよく拭き取り、完全に乾燥させてから排水口へ戻しましょう。
湿ったまま放置すると、せっかく落とした汚れの原因が再発しやすくなるだけでなく、ヌメリや悪臭のリスクが高まります。
仕上げにシャワーを流し、排水の流れがスムーズかどうか確認して完了です。
定期的にこの工程を実施すれば、お風呂の排水口を快適に保つことができます。
水まわりのトラブルは熊本水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、お風呂の排水口のゴミ受けが持つ機能や種類、日常的に清潔な状態を保つためのコツについてご紹介しました。
お風呂の排水口に取り付けるゴミ受けは、髪の毛や石鹸カスを捕捉して排水管を守る重要な役割を担っています。
ステンレスやプラスチック、使い捨てシートなど、さまざまなタイプが存在し、それぞれにメリットとデメリットがあるため、自身の生活スタイルや浴室環境に合ったものを選ぶことが大切です。
水道業者に修理等を依頼する際は、水道工事や専門的な作業が伴う可能性があるため、豊富な知識や実績を持つ「水道局指定業者」を選ぶと良いでしょう。
また、熊本水道サービスも、水道局指定業者として熊本県内のエリアを対象にサービスを提供しているので、トラブルに遭遇した際にはぜひお気軽にお問い合わせください!