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2026.2.20 new

トイレつまりにサランラップは効果ある?正しい使い方と注意点を解説

トイレつまりにサランラップは効果ある?正しい使い方と注意点を解説

トイレが突然詰まってしまったとき、「できれば業者を呼ばずに自分で直したい」と考える方は多いでしょう。

そんな中でよく見かける対処法のひとつが、サランラップを使ったトイレつまりの解消方法です。

ラバーカップ(スッポン)が手元にない場合でも試せる方法として紹介されることがありますが、「本当に効果があるのか」「逆に悪化しないのか」と不安に感じる方も少なくありません。

サランラップを使った方法は、つまりの原因や状態によっては効果が期待できるケースがある一方で、すべてのトイレつまりに有効な万能な方法ではありません。

誤った判断で行うと、水があふれたり、配管の奥でつまりが悪化してしまうリスクもあります。

この記事では、トイレつまりに対するサランラップの効果や、使えるケース・使えないケース、正しい手順と注意点について解説します。

トイレつまりにサランラップは本当に効果がある?

結論から言うと、サランラップは軽度のトイレつまりに限っては効果が期待できる場合があります。

サランラップを便器に密着させて水を流すことで、内部に圧力をかけ、つまりを押し流すという仕組みです。

原理としては、ラバーカップ(スッポン)と似ています。

ただし、ラバーカップほどの密閉性や耐久性はないため、あくまで応急的な方法と考える必要があります。

つまりの原因が合っていなければ効果はなく、無理に続けると別のトラブルにつながることもあります。

そのため、「使ってよい条件」を見極めることが非常に重要です。

サランラップで対処できるトイレつまりの種類

サランラップが効果を発揮しやすいのは、比較的軽度で原因が明確なトイレつまりです。

以下のようなケースに当てはまるかを確認してみましょう。

サランラップで対処できるトイレつまりの種類

・トイレットペーパーが原因の軽度なつまり
・流れが悪いだけの初期段階のつまり

トイレットペーパーが原因の軽度なつまり

一度に大量のトイレットペーパーを流してしまった場合など、水に溶けやすい紙類が原因のつまりであれば、サランラップが有効なケースがあります。

完全に詰まっているわけではなく、「水位がゆっくり下がる」「流れが悪い」といった状態であれば、圧力をかけることで改善する可能性があります。

このようなケースでは、配管の奥まで固く詰まっていないため、比較的軽い力でもつまりが動きやすいのが特徴です。

流れが悪いだけの初期段階のつまり

水は流れるものの、「ゴボゴボ音がする」「以前より流れが悪い」と感じる場合も、初期段階のつまりである可能性があります。

この段階であれば、サランラップによる圧力でスムーズに流れが改善することもあります。

ただし、何度も同じ症状を繰り返している場合は、奥で汚れが蓄積している可能性があるため注意が必要です。

サランラップでは解消できないトイレつまり

一方で、サランラップを使うことで逆に状況を悪化させてしまうケースもあります。

以下のような場合は、別の方法を検討しましょう。

サランラップでは解消できないトイレつまり

・固形物や異物を流してしまったつまり
・長期間放置された重度のつまり

固形物や異物を流してしまったつまり

スマートフォン、子どものおもちゃ、生理用品、掃除シートなど、水に溶けない固形物や異物が原因の場合、サランラップは効果がありません。

むしろ圧をかけることで、異物がさらに奥へ押し込まれてしまい、状況を悪化させる恐れがあります。

異物を落とした心当たりがある場合は、サランラップを使う前に、専門業者への相談を検討する方が安全です。

長期間放置された重度のつまり

長期間放置されたつまりや、尿石・汚れが配管内に固着しているケースでは、サランラップでは対応できません。

このような状態では、表面的に水が引いたように見えても、根本的な解消にはならず、再発する可能性が高くなります。

トイレつまりにサランラップを使う正しい手順

サランラップを使う場合は、正しい手順を守ることが安全かつ効果的に行うポイントです。

順番に確認していきましょう。

トイレつまりにサランラップを使う正しい手順

1.事前に確認しておきたいポイント
2.サランラップを重ねて密閉する
3.水を流して圧をかける
4.つまりが解消されたか確認する

①事前に確認しておきたいポイント

作業を始める前に、まず便器内の水位を必ず確認してください。

水位が便器のフチ近くまで上がっている状態で作業を行うと、水を流した瞬間にあふれる危険があります。

その場合は、バケツや紙コップなどを使って、あらかじめ水を少し汲み出しておきましょう。

また、スマートフォンやおもちゃ、生理用品など水に溶けない異物を落とした心当たりがある場合は、サランラップで圧をかける方法は行わないでください。

異物がさらに奥へ押し込まれ、状態を悪化させる恐れがあります。

②サランラップを重ねて密閉する

便器のフチ全体を覆うように、サランラップを最低でも2〜4重程度しっかり重ねて貼ります。

このとき、便器のカーブ部分まで覆い、空気が逃げる隙間を作らないことが重要です。

隙間があると圧力が十分にかからず、効果が出ないだけでなく、途中でラップが外れて水が飛び散る原因になります。

貼り終えたら、手で軽く押して、きちんと密着しているかを確認しましょう。

③水を流して圧をかける

サランラップを貼った状態でレバーを操作し、水を流します。

すると、便器内部の空気圧によってラップが風船のように盛り上がります。

この膨らんだ中央部分を、手のひら全体でゆっくり押すことで圧力をかけ、つまりを動かします。

勢いよく強く押すと、ラップが破れたり、圧が逃げてしまうことがあるため注意してください。

「押す→戻す」を数回、落ち着いて行うのがポイントです。

④つまりが解消されたか確認する

圧をかけた後、ラップを外して水位の変化を確認します。

水がスムーズに引き、通常通り流れるようであれば、つまりが解消されている可能性が高いです。

一度で改善しない場合でも、何度も続けて無理に繰り返すのは控えましょう。

2〜3回試しても改善しない場合は、別の方法に切り替える判断が重要です。

サランラップでトイレつまりを直す際の注意点

サランラップは便利な反面、使い方を誤るとトラブルにつながるリスクもあります。

事前に注意点を理解しておきましょう。

サランラップでトイレつまりを直す際の注意点

・ラップが破れる/水があふれるリスクがある
・無理に繰り返すと悪化する可能性がある

ラップが破れる/水があふれるリスクがある

サランラップは本来、食品保存用のため、強い圧力には向いていません。

圧をかけすぎるとラップが破れ、汚水が飛び散って床や壁を汚す原因になります。

必ず厚めに重ね、押す力は「ゆっくり・優しく」を意識してください。

また、作業中は念のため床に新聞紙やタオルを敷いておくと安心です。

無理に繰り返すと悪化する可能性がある

何度試しても改善しない場合、そのつまりはサランラップで対処できる範囲を超えている可能性が高いです。

無理に圧をかけ続けると、つまりの原因が配管の奥で固まり、後からラバーカップや業者でも除去しにくくなることがあります。

「効かない」と感じた時点で、早めに次の手段へ切り替えましょう。

サランラップで直らない場合に試すべき対処法

サランラップで改善しない場合は、より確実な方法を検討しましょう。

サランラップで直らない場合に試すべき対処法

・ラバーカップ(スッポン)を使う方法
・ぬるま湯を使った対処法

ラバーカップ(スッポン)を使う方法

ラバーカップは、トイレつまり専用に作られた道具で、サランラップよりも高い密閉性があります。

便器の排水口にしっかり密着させ、押すよりも「引く」動作を意識して使うことで、つまりを手前に引き出しやすくなります。

和式・洋式で形状が異なるため、サイズが合ったものを使用することも重要です。

ぬるま湯を使った対処法

トイレットペーパーが原因と考えられる場合は、40〜50度程度のぬるま湯を便器にゆっくり注ぐ方法も有効です。

ぬるま湯によって紙がふやけ、流れやすくなることがあります。

ただし、熱湯は絶対に使用しないでください。

便器が陶器製のため、急激な温度変化でひび割れを起こす恐れがあります。

自分で直らないトイレつまりは熊本水道サービスへ

ここまで、トイレつまりに対するサランラップの効果や、使えるケース・使えないケース、正しい手順と注意点について解説してきました。

要点を以下にまとめます。

・サランラップは、軽度で初期段階のトイレつまりに限って応急的に有効な場合がある
・異物を流した場合や重度のつまりには使用すべきではない
・無理に繰り返すと、つまりが悪化し修理が大掛かりになる可能性がある

とはいえ、つまりの原因を正確に見極めるのは難しく、「このまま自分で続けて大丈夫か不安」と感じる方も多いはずです。

熊本水道サービスでは、トイレつまりの原因を丁寧に確認したうえで、必要最小限の作業と分かりやすい説明を心がけています。

応急処置で直らなかった場合や、業者に相談すべきか迷っている段階でも構いません。

トイレつまりでお困りの方は、ぜひお気軽に熊本水道サービスへご相談ください。

無理な自己対応による悪化を防ぎ、安心できる解決をお手伝いします。